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> 3. プラグインによって拡張性が高く、他のサービスとの連携もしやすい(マッシュアップ)
Movable Typeには自由という言葉がよく似合う
第2回:ビジネスシーンで発揮されるMovable Typeの本当のポテンシャル
著者:
GMO ホスティング & セキュリティ 大澤 貴行、中條 綾子
2007/1/10
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3. プラグインによって拡張性が高く、他のサービスとの連携もしやすい(マッシュアップ)
企業サイトには、周囲の環境の変化に対応して日々発展していくことが求められます。ユーザビリティを重視した企業サイトを構築する場合、新しく様々な機能を追加する必要性が生まれてくるでしょう。
その際、最初に構築したWebサイトの仕組み上、新しい機能を追加することが難しい、もしくは多くの時間や高い料金を支払わなければならないといったことが発生し、これらは企業サイトの発展の妨げとなってしまいます。
そのため日々変化していくことを踏まえて、新しい機能を簡単に追加できる拡張性の高い土台を持ったWebサイトが今の時代には求められます。この点においてMovable Typeでは、数多くのプラグインという拡張モジュールによって対応します。このプラグインを利用することで、簡単に機能を追加することが可能です。
例えばプラグインを利用すれば、簡単にはアフィリエイトがはじめられますし、ショッピングカートのプラグインを用いれば、ショッピングサイトが構築できます。他にも、秀逸なプラグインがありますので、代表的なものを表2に紹介します。
Style Catcher
スタイルライブラリに接続し、レイアウトを選ぶだけでMovable Typeのデザイン変更ができるプラグイン。
Template Backup and Refresh
テンプレートの変更とバックアップを行うためのプラグイン。
Nofollow
トラックバックスパムの対策に効果的なプラグイン。
Spamlookup
迷惑コメント、トラックバックなどを検知し、削除を行うためのプラグイン
Google Search
検索エンジンであるGoogleの検索結果を保持するテンプレートタグを提供するプラグイン。
Widget Manager
しばしばブログのサイドバーに表示されている、最新のエントリーやカレンダーなどの要素(ウィジェット)を、ドラッグ&ドロップで管理することができるようになるプラグイン。
表2:プラグイン機能の紹介
他にも様々なプラグインがあり、以下のURLにその一覧があります。
Six Apart - Movable Type プラグインディレクトリ
http://www.sixapart.jp/movabletype/plugins/
またプラグインによる拡張以外でも、マッシュアップ(Mash Up)といわれる、他のサービスとの連携がしやすい点も大きなメリットです。マッシュアップを行うことで、高機能なWebサイトが構築できます。
例えば第1回でも紹介した「Movable Typeコンテスト 2005」の準グランプリ受賞サイトである「DAILY ARCHIVE」は、Google MapsとマッシュアップしたWebサイトです。
「DAILY ARCHIVE」の制作者の加藤善規氏が、「Maps Blogの作り方」と題して以下のWebサイトでGoogle Mapsとのマッシュアップ方法を紹介しています。とても簡単ですので、興味のある方はぜひご覧ください。
Maps Blogの作り方
http://digiper.com/trend/archives/2005/11/maps_blog1.shtml
次回は
今回はMovable Typeのメリットとして、3つを紹介しました。次回は残り4つのメリットについて具体的にみていきましょう。
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著者プロフィール
GMO ホスティング & セキュリティ株式会社 大澤 貴行
ラピッドサイト事業本部 本部長 兼 商品企画部長
ホスティングブランド「ラピッドサイト」の責任者としてSaaSの1つの形であるアプリケーションホスティングやWeb 2.0をビジネスに取り入れたWeb2.0 on Businessなどの中小企業に向けた新しいホスティングサービスの提案、啓蒙活動を行う。
著者プロフィール
GMO ホスティング & セキュリティ株式会社 中條 綾子
ラピッドサイト事業本部 マーケティング担当
ビジネスブログやイントラブログなど、ブログを中心とした活動を行う。MTコンテストの運営やアプリケーションサービスのリリースなどに携わる。
ラピッドサイト:
http://www.rapidsite.jp/
INDEX
第2回:ビジネスシーンで発揮されるMovable Typeの本当のポテンシャル
Movable Typeの7つのメリット
2. Web 2.0の仕組み(RSSやコメント、トラックバックなど)の導入が容易にできる
3. プラグインによって拡張性が高く、他のサービスとの連携もしやすい(マッシュアップ)