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第6回:LifeKeeper for Windowsの操作(後編)
著者:サイオステクノロジー クラスタソリューショングループ
監修者:サイオステクノロジー  小野寺 章   2005/12/28
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6. ボリューム・タグ

   ボリューム・タグはGUI上で表示されるボリュームの識別子を設定する。ここではデフォルト値「Vol.D」のまま「次へ」ボタンを押す。
ボリューム・タグ
図6:ボリューム・タグ


7. クイック・チェック間隔(分単位)

   今回はデフォルト値の「3」のまま「次へ」ボタンを押す。

クイック・チェック間隔(分単位)
図7:クイック・チェック間隔(分単位)


8. 詳細チェック間隔(分単位)

   今回はデフォルト値の「5」のまま「次へ」ボタンを押す。

詳細チェック間隔(分単位)
図8:詳細チェック間隔(分単位)


   詳細チェック間隔の設定が済むとボリューム・リソースがプライマリサーバ「TESTLK1」に作成され、続いて実行していくとセカンダリサーバ「TESTLK2」のボリューム・リソースを作成することができる。

   この後、プライマリサーバで指定した内容と同じ質問が繰り返されるが、質問に対する値はプライマリサーバで設定したものと同じものを選択する。

   最後に「完了」ボタンを実行すると下記のようにボリューム・リソースが作成される。

ボリューム・リソース設定完了画面
図9:ボリューム・リソース設定完了画面


LifeKeeperの動作確認

   次にLifeKeeperの動作確認について説明する。

   ここではスイッチオーバー(手動による切り替え)とフェイルオーバー(障害時の自動切り替え)のテストを行う。


スイッチオーバー

   まず、IPリソースとボリューム・リソースを手動でプライマリサーバからセカンダリサーバに移動させることでスイッチオーバーによる動作検証を行う。


スイッチオーバー前の正常状態のリソース確認

   プライマリサーバのGUI画面を起動し、IPとボリューム・リソースがアクティブの状態で緑色の表示になっていることを確認する。

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サイオステクノロジー株式会社 クラスタソリューショングループ
著者プロフィール
サイオステクノロジー株式会社 クラスタソリューショングループ
サイオステクノロジーにおいて、SteelEye LifeKeeperの技術サポートや構築支援を行うエンジニア集団。日本国内で、彼ら以上にLifeKeeperを知る者たちはいないと自負している。世の中のすべてのHAクラスタがLifeKeeperになることを夢見て日々奮闘を続けている。


サイオステクノロジー株式会社 小野寺 章
監修者プロフィール
サイオステクノロジー株式会社  小野寺 章
インフラストラクチャービジネスユニット
エンタープライズソリューション部 部長
国産汎用機メーカに入社し、汎用機のSEを10数年担当、1994年頃からオープン・ダウンサイジングブームの到来とともにUNIX系OSを担当し、Solaris、HP/UXでSun Cluster、Veritas Cluster、MC/ServiceGuardなどを使用した、多数のミッションクリティカルシステムのHAシステム構築に従事。2001年ノーザンライツコンピュータ(現サイオステクノロジー)へ入社後、SteelEye LifeKeeperの総責任者としての国内での販売・サポート業務に従事。


INDEX
第6回:LifeKeeper for Windowsの操作(後編)
  はじめに
6. ボリューム・タグ
  IPアドレスの確認(プライマリサーバ)
  フェイルオーバー