 |
|
| SeleniumでWebアプリケーションテストを自動化 |
第４回：テストの作成と実施（SeleniumCore−HTML前編）
著者：DTS 大田尾 一作 2007/7/19
|
|
|
| 前のページ 1 2 3 4 次のページ
|
|
| 手順1．Eclipseを起動し、新規のTomcatプロジェクトを作成する
|
Eclipseのメニュー「ファイル → 新規 → プロジェクト」からウィザードを選択し、「Java−Tomcatプロジェクト」で「プロジェクト名：SeleniumTest」を設定します。
|
| 手順2．SeleniumCoreをダウンロードし、解凍する
|
「SeleniumCoreのダウンロードページ」から「Full release」のリンクをクリックし、「zselenium-core-0.8.2.zip」をダウンロードして任意のフォルダに保存・解凍します。解凍してできたフォルダ名を「selenium-core-0.8.2」から「selenium-core」にリネームします（注1）。
※注1：
解凍ソフトによってselenium-core-0.8.2フォルダが二重に作成されている場合、index.htmlなどを含むフォルダのみリネームします。
|
| 手順3．解凍したSeleniumCoreフォルダをプロジェクトにコピーする
|
ダウンロード＆リネームしてできた「selenium-core」フォルダを、先ほど作成したSeleniumTestプロジェクトの直下（WEB-INFフォルダと同列）にコピーします。
|
| 手順4．結合試験用のフォルダを作成する
|
SeleniumTestプロジェクトの直下に結合試験全体を格納するフォルダを作成します。フォルダ名は「testhtml-it」とします。
|
| 手順5．中項目用のフォルダを作成する
|
結合試験用フォルダ「testhtml-it」の配下に、以下のフォルダを作成します。フォルダ名は、中項目番号と中項目の内容から付けています。
- 01_EmpDisplay_Test
- 02_EmpAdd_Test
- 03_EmpEdit_Test
- 04_EmpDelete_Test
表3：作成するフォルダ名
|
| 手順6．テストケースのHTMLファイルを作成する
|
最終的には、全項目分のテストケースファイル（HTMLファイル）を作成することになりますが、まずは「中項目1」を作成することにしましょう。これは3項目あるので、「01_EmpDiplay_Test」フォルダ配下に以下の3つのファイルを作成します。このときEclipseのウィザードを使用するのが簡単です。
- 01_EmpDisplay_Test_001.html
- 01_EmpDisplay_Test_002.html
- 01_EmpDisplay_Test_003.html
表3：作成するテストケースファイル
ファイルの内容は、現状ではファイルごとの違いがわかる程度でかまいません。とりあえず以下の内容を記述しておきます。
<title>タグ
…ファイル名と同じ（01_EmpDisplay_Test_001 など）
<body>タグ内（どこでもよい）
…ファイル名と同じ
サンプルコード1：01_EmpDisplay_Test_001.html
<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01 Transitional//EN">
<html>
<head>
<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=windows-31j">
<title>01_EmpDisplay_Test_001</title>----<!-- ←ファイル名と同じ-->
</head>
<body>
<!-- 区別を付けるため暫定でファイル名を記述しておく -->
01_EmpDisplay_Test_001----<ファイル名と同じ>
</body>
</html>
01_EmpDisplay_Test_002.html、01_EmpDisplay_Test_003.html も同様に記述します。
|
前のページ 1 2 3 4 次のページ
|
|
|
|
|
著者プロフィール
株式会社DTS 大田尾 一作
技術SE部在籍。業務内容は、Java/Web開発に役立つ技術の調査・推進。Selenium関連では、開発コミュニティにリファレンスガイド日本語訳を寄贈。ブログ(http://d.hatena.ne.jp/otao/)にてSelenium最新情報、Tips等も掲載。
|
|
|
|
|
|
