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グループウェアはアレだけじゃない!dotProject徹底解剖!

第4回:「dotProject」をもっと使ってみよう!

著者:上鍵 忠志   2007/2/14
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企業・団体管理機能

   ここでは業務で使用する企業情報などを管理する機能を紹介します。

   企業・団体管理モジュールでは主に自社や取り引き先、プロジェクトに参加する企業や団体についての情報を入力・管理をしていきます。企業・団体管理モジュールを積極的に使用することで、特に複数企業でプロジェクトを進めるときなどに情報の分別を行いやすくなります。

   以下の項目について説明します。
  1. 新規企業・団体の一覧表示
  2. 新規企業・団体の表示と編集
  3. 新規企業・団体の入力
  4. 部署管理
  5. 連絡先管理

表8:説明する項目


新規企業・団体の一覧表示

   企業・団体メニューをクリックした直後の画面が一覧表示です。いくつかの情報で企業情報をフィルタリングすることもできます。

新規企業・団体の一覧表示画面
図7:新規企業・団体の一覧表示画面
(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)


新規企業・団体の表示と編集

   新規企業・団体の一覧表示画面から企業名をクリックすると詳細表示画面になります。さらに「この企業情報を編集する」のリンクをクリックすると、編集を行うことができます。詳細表示画面ではその企業が関連するプロジェクトや部門、ユーザー、連絡先(アドレス帳)、ファイルなどを一覧表示することができます。

企業の詳細表示画面
図8:企業の詳細表示画面
(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)

   詳細画面右上の「新規プロジェクト」のボタンをクリックすることで、新しくプロジェクトを作成することができ、「部門」タブで新しい部門情報を追加することができます。


新規企業・団体の入力

   企業・団体メニューをクリックした直後の画面の右側に「新規企業情報」というボタンがあります。それをクリックすることで新しい情報を入力することができます。

   「種類」はやや使いづらいかもしれないので、場合によってはシステム管理のシステム検査キーで変更をするといいでしょう(CompanyTypeが相当します)。


部署管理

   部署管理モジュールは標準で同梱されていますが、はじめからインストールはされません。

   実は部署管理モジュールを使用しなくても企業・団体管理モジュールで部署情報の管理を行うことができます。それが次に説明する連絡先管理です。


連絡先管理

   標準のメニューの順番とは違いますが、連絡先管理は企業・団体管理や部門管理と近い機能で、いわゆるアドレス帳に似た機能です。

   ユーザ管理機能とも密接に関係しており、ユーザー追加を行うと、自動的に連絡先も追加されることになります。

   連絡先の追加には画面右側の「vCardをインポートする」でvCardを取り込んだり、追加された連絡先情報を「CSVダウンロード」を使うことでCSV形式でダウンロードすることもできます。

   また、連絡先をvCardとして保存することでWindowsのアドレス帳のデータとして簡単にインポートすることもできます。

連絡先の編集
図9:連絡先の編集
(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)

   次回は主にプロジェクト運用・管理をする上で補助になるモジュール群を紹介していきます。

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上鍵 忠志
著者プロフィール
上鍵 忠志
ウノウ株式会社に所属するエンジニア。妻と息子、そしていつも深夜の時間を共有している猫に支えられ過ごしています。今まで経験した業務やオープンソース活動で得たサーバ管理やウェブプログラミングのノウハウを活かした執筆活動をしていきます。

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