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勝ち組に学ぶシステム導入事例
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第8回:すかいらーくがCTIシステムにBiz/Browserを採用した理由
著者:アクシスソフト   2007/1/11
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選定理由 - 開発生産性の高さを評価しBiz/Browserを採用

   システム開発を担当したのはNTTコミュニケーションズだ。Web化を実現する一方で、レスポンスや操作性については、従来のC/S型システムと同等以上の水準とすることが絶対条件だった。

外食デリバリーのCTIシステムを、リッチなWebアプリケーションで実現

   いくつかのリッチクライアントを比較した結果、NTTコミュニケーションズはBiz/Browserの採用を決める。その最大の理由は開発生産性の高さだったという。

   「ヘルプの充実度からデバッグのしやすさまで、Biz/Browserは開発環境もリッチなんです。しかも、ほかのリッチクライアントに比べて開発経験者が多いため、人員確保が容易だというメリットもあります」と開発担当者は証言する。

C/S型システムでは個別のアプリケーションに分かれていた機能を1つに統合
図1:C/S型システムでは個別のアプリケーションに分かれていた機能を1つに統合
(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)

   レスポンスについては、朝10時の営業開始に合わせて、オペレータが一斉にクライアントを立ち上げるという難しい課題があった。それを比較的容易に克服できたのも、やはりBiz/Browserだからだった。

   「サーバにアクセスが集中してもレスポンスが低下しないよう、ログイン中にCSVデータをダウンロードする仕様にしたのです」(開発担当者)。

   さらにCSVデータを圧縮できるよう独自の拡張を加えることで、レスポンスの低下は完全に回避できたという。

   「全国からの注文をコールセンターで一括して受け、各地の店舗へスピーディーに配信でき、しかもすかいらーくグループの多種多様なメニューを扱える。これほどの規模と機能を持った外食デリバリーのCTIシステムを、リッチなWebアプリケーションで実現した例は日本で初めてでしょう。レスポンスや操作性はもちろん、セキュリティやコストなどあらゆる面で、どこに出しても恥ずかしくないシステムができたと自負しています」と開発担当者は胸を張る。

コールセンター
図2:コールセンター

   コールセンター拠点は現在3カ所ある。Webサーバを統合したことで、保守が容易になったほか、拠点の迅速な増設も可能になった。

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アクシスソフト株式会社
著者プロフィール
アクシスソフト株式会社
コンピュータの持つポテンシャルを高い技術により最大の付加価値で、「心ある製品」「心あるシステム」「心あるサービス」を提供することを目的とし、日々、技術・スキルの研鑽と向上進歩を心がけています。
URL: http://www.axissoft.co.jp/


INDEX
第8回:すかいらーくがCTIシステムにBiz/Browserを採用した理由
  外食デリバリーのCTIをBiz/Browserで刷新
選定理由 - 開発生産性の高さを評価しBiz/Browserを採用
  導入効果 - C/S型を上回る操作性を実現、情報共有などで業務効率も高まる