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徹底比較!! PHP & Java 〜 フレームワーク編
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第4回:Mojaviにおける基本中のキホン
著者:ワイズノット 土橋 芳孝 2005/9/27
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Mojaviを利用したWebアプリケーションの動き
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それでは、サンプル・アプリケーションがMojaviで動作する様子を見てみましょう。
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初期表示の動作
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- 利用者はWebブラウザーでhttp://localhost/index.php/module/Sample/action/Initへアクセスする
- Webアプリケーションは上記1のURLにより、Sampleというモジュールが呼びだされたことを認識する
- WebアプリケーションはモジュールSampleのmodule.iniを参照し、ENABLED属性がOnとなっているため、モジュールSampleを有効なモジュールだと認識する
- Webアプリケーションは上記1のURLにより、Initというアクションが呼びだされたことを認識する
- Webアプリケーションは、InitAction.class.phpを実行し、処理結果SUCCESSを得る
- Webアプリケーションは、InitSuccessView.class.phpを実行し、テンプレートLogin.phpを表示する
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ログインの動作
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- 利用者がログイン画面のログインボタンを押すとhttp://localhost/index.php/module/Sample/action/Loginへアクセスする
- Webアプリケーションは上記AのURLにより、Sampleというモジュールが呼びだされたことを認識する
- WebアプリケーションはモジュールSampleのmodule.iniを参照し、ENABLED属性がOnとなっているため、モジュールSampleを有効なモジュールだと認識する
- Webアプリケーションは上記AのURLにより、Loginというアクションが呼びだされたことを認識する
- WebアプリケーションはLoginAction.class.phpを実行し、処理結果SUCCESSを得る
- WebアプリケーションはLoginSuccessView.class.phpを実行し、テンプレートTop.phpを表示する。Top.phpはテンプレートにセットされたid属性の内容を画面に表示する
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ログアウトの動作
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- 利用者がトップ画面のログアウトのリンクからhttp://localhost/index.php/module/Sample/action/Logoutへアクセスする
- Webアプリケーションは上記aのURLにより、Sampleというモジュールが呼びだされたことを認識する
- WebアプリケーションはモジュールSampleのmodule.iniを参照し、ENABLED属性がOnとなっているため、モジュールSampleを有効なモジュールだと認識する
- Webアプリケーションは上記aのURLにより、Logoutというアクションが呼びだされたことを認識する
- WebアプリケーションはLogoutAction.class.phpを実行し、処理結果SUCCESSを得る
- WebアプリケーションはLogoutSuccessView.class.phpを実行し、テンプレートLogin.phpを表示する
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今回は、MojaviでWebアプリケーションを動作させるために最低限必要な事柄をまとめてきました。
前回の連載と比較しますと、シンプルなWebアプリケーション・フレームワークといわれているStruts以上に、Mojaviはシンプルで習得が容易なWebアプリケーション・フレームワークであることが、おわかりいただけたのではないかと思います。
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次回は
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次回は、今回のサンプル・アプリケーションに機能を追加しながらStrutsとMojaviを比較していきたいと思います。ご期待ください。
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著者プロフィール
株式会社ワイズノット 土橋 芳孝
以前はJavaを利用したWebアプリケーション開発とオブジェクト指向設計を得意としていたが、ワイズノットに入社以来、PHPの魅力にとりつかれる。現在はワイズノットのプロジェクトマネージャーとして、PHPをはじめとしたオープンソースの普及に力を注いでいる。
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