TOP業務システム> 「Bizca」の特徴
どこで使える、そのSaaS?
どこで使える、そのSaaS?

第6回:プラットフォーム上でアプリケーションを提供「Bizca」

編者:シンクイット編集部
協力:アスタリクス   2007/10/24
前のページ  1  2  3  次のページ
「Bizca」の特徴

   Bizcaは、従来のWebアプリケーションと比べて大幅に使いやすいJavaScript/Ajax技術によるユーザインタフェースを提供し、社内の情報共有やコミュニケーションの活性化、作業の効率化を強力にサポートする。

   Bizcaが備えるユーザインタフェースの主な特徴は以下の通りだ。

シングルページアプリケーション

   Bizcaの画面構成は従来のようなバラバラのWebページから構成されたWebアプリケーションではなく、1つの機能が単一ページ内で完結するようにまとめられている。これによって、Webページの切り替え(画面遷移)が発生しない形でアプリケーションを提供している。

   Webページの切り替えが発生しないことから思考の流れが中断されず、作業効率のアップにつながる。これらのシングルページアプリケーションは、JavaScript/Ajaxで作られた「タブ(図2)」や「ウィンドウ(図3)」などのリッチなGUIコンテナ部品によって実現されている。

タブによる操作ア
図2:タブによる操作
(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)

画面内でのウィンドウ表示
図3:画面内でのウィンドウ表示
(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)

「見たまま」の直感的なデータ入力

   Bizcaでは、従来のWebアプリケーションでは実現できなかった「見たまま」の直感的なオペレーションでデータを入力することができる。

   例えば掲示板などへ書き込みする際には、ワープロソフトに似た使用感でリッチなコンテンツを作成できる(図4)。

ワープロソフトライクなインタフェース
図4:ワープロソフトライクなインタフェース
(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)

   作成した際の見た目そのままがコンテンツとなるため、データ入力画面とプレビュー画面を行き来する手間を省くことができる。その結果、効率的に情報を入力する事が可能となる。

今後のアプリケーション提供予定

   ここまで紹介したグループウェアの機能に加え、2007年11月には新メニューの追加が行われる予定だ。新たに提供されるメニューでは、個人の仕事をしやくする「パーソナライズ機能」や、システム連携を実現する「マッシュアップ機能」などが用意される。


パーソナライズ機能

   パーソナライズ機能は、個人ごとにカスタマイズされたトップページを作成する機能だ。個人の好みの配置で情報を表示することによって仕事の効率化をはかることができる。


マッシュアップ機能

   マッシュアップ機能は、他のサービスとの情報連携を支援するものだ。マッシュアップを利用するための情報などを登録することで利用できる。


アプリケーション購読

   アプリケーション購読は「必要なアプリケーションだけを、必要な時に購入できる」機能だ。利用者のコスト負担の無駄を省き、効率的な利用を可能にする。この機能で購入できるアプリケーションとして、以下のものが予定されている。

社内アンケート(2007年11月下旬から)
社内向けアンケート。社員のコンプライアンス試験などに活用可能。ドラッグアンドドロップでアンケートの文書を定義することができる。
社内ブログ(2007年11月下旬から)
社内向けブログ。日報などに活用可能。
ドキュメント管理「Wiki」(2007年11月下旬から)
社内向けWiki。社内規定文書のWeb化をはじめとした用途に活用可能。
ワークフロー(2008年)
可視化したフロー定義が可能なワークフロー。ドラッグアンドドロップでワークフローを定義できる。

表3:アプリケーション購読で提供予定の項目

前のページ  1  2  3  次のページ

INDEX
第6回:プラットフォーム上でアプリケーションを提供「Bizca」
  SaaSプラットフォーム「Bizca」
「Bizca」の特徴
  SaaSプラットフォームとしてのBizca