OpenLaszloでは簡単にデータを利用するために、豊富な機能が用意されています。
- データ埋め込み
- 外部データソースやWebサービスへのデータ送受信
- 実行時にクライアント内でデータの編集や作成
- ユーザインターフェイスへのデータバインド
表1:OpenLaszloに用意されている豊富な機能
OpenLaszloではXML形式でデータを送受信するRESTが一般的ですが、SOAPやRPCもサポートされています。次にデータの埋め込みを使った簡単なデータバインドの例を示しています。
コード2:simpledatabind.lzx
<canvas>
<dataset name="addressdata">
<addresses>
<address firstname="taro" lastname="yamada" phone="03-1111-1111" zip="107-0001" address="東京都1-1-1" />
<address firstname="hanako" lastname="yamada" phone="03-1111-1112" zip="107-0002" address="東京都1-1-2" />
</addresses>
</dataset>
<grid datapath="addressdata:/addresses" height="100" />
<text datapath="addressdata:/addresses/address[1]/@address" y="120" />
</canvas>
実行結果はすべてのデータがバインドされたグリッドと、xpathを使用して指定したアトリビュートのみを表示させたテキストが表示されています(図2)。
図2:実行結果
このグリッドはカラムをクリックしてデータを修正したり、ヘッダをクリックしてデータをソートしたりすることができます。もちろん修正やソートはクライアント内で行われるため、サーバにアクセスする必要はありません。
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