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ORACLE MASTER
ORACLE MASTERになろう

第1回:ORACLE MASTERとは

著者:日本オラクル  西部 正義   2007/7/6
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ORACLE MASTERの種類

   それでは、次にORACLE MASTERの体系と各資格のレベル感について確認しましょう。現在、ORACLE MASTERには職種ごとに3つのトラックがあります。
トラック名 対象トラック内容
Database Database管理者向けトラック
Developer 開発者向けトラック
Application Server Application Server管理者向けトラック

表2:ORACLE MASTERのトラック

   この中で、特に認知度の高いDatabase管理者向けトラックについてレベル感をまとめると以下の通りです。

Bronze 入門レベル。IT技術者として働くのであればこのレベルの知識は習得しておきたい。
DBAに向いているかの特性を確認する意味でも挑戦することをお勧めしたい。
Silver DBA技術者の入門レベル。DBA候補生として十分な知識を身につけていることを証明
Gold DBAに必要な知識を一通りおさえていることを証明。体系だった実技研修を受講していることもあわせて証明
Platinum 最高レベル。2日間の実技試験を伴う資格で、DBAとして一人立ちしていることを証明。市場価値は抜群

表3:Database管理者向けトラック

   ORACLE MASTERには「Bronze」「Silver」「Gold」「Platinum」の4種類の資格があります。上位の資格を取得するには、その下の資格を持っていることが条件となります。また上位レベルのGold、Platinumを取得するためには体系だった実技研修を受けていることを保証するために、履修すべきコースがあります。それを図解したのが図1になります。

ORACLEMASTER資格取得フロー
図1:ORACLEMASTER資格取得フロー
(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)

   「試験と資格の対応」についてはOracle Universityのサイトにわかりやすくまとめられていますので、ぜひ一度ご覧ください。

Oracle Database 10g管理者トラック 資格取得フロー
http://www.oracle.com/global/jp/education/
certification/path/10g_dba_path.html#Bronze


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日本オラクル株式会社 西部 正義
著者プロフィール
日本オラクル株式会社  西部 正義
オラクルユニバーシティ ビジネス推進部
大手SI企業でオープンシステム開発を担当。ORACLE DATABASEの虜になり日本オラクルに入社。サポート部門で技術の深堀をしたのち、オラクル・ユニバーシティにて講師を担当。現在は「技術者の視点で有用なものを!」をモットーにORACLE MASTERのプランニングを担当。


INDEX
第1回:ORACLE MASTERとは
  ORACLE MASTERが支持される理由はどこにあるのか
ORACLE MASTERの種類
  学習方法について