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| ソフトウェアRAIDの設定 | ||||||||||||
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サーバに2台以上のドライブが搭載されているなら、ソフトウェアRAIDを設定することができます。サーバ用途ならば、RAID1やRAID5を利用するのが適当でしょう。 ここでは、RAID1を設定する方法を簡単に解説します。まずは、前述の「手動でのパーティショニング」の画面で、複数のドライブに同じ大きさの新しいパーティションを作成します。その際、利用方法として「RAIDの物理ボリューム」を選択しておきます。 ここでは、sda1とsdb1に100GBytesのパーティションを作成したものとします。その後、ドライブの一覧の上にある「ソフトウェアRAIDの設定」を選択します。変更内容をディスクに書き込むことに同意し、「MDデバイスの作成」を選択します。続けて「RAID1」を選択し、デバイスの数(この例では「2」)を入力します。 スペアデバイスについては、0のままで問題ありません。そして、Spaceキーで「sda1」と「sdb1」にチェックを入れ、「続ける」を選択してEnterを押します。必要なRAIDデバイスをすべて作成したら、「完了」を選択します。 ディスクの一覧に戻ると、新しいRAIDデバイスが増えているはずです。これは、通常のパーティションと同じように利用することができます。選択してEnterキーを押し、利用方法やマウントポイントを設定してください。この例では、データがsda1とsdb1の両方に書き込まれます。 |
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| 時間の設定 | ||||||||||||
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システムの時計が世界協定時(UTC)に設定しているかどうかを確認する画面が表示されます。コンピュータをUbuntu Server専用とするなら「はい」と答えておくとよいでしょう。Windowsなどとデュアルブートしたい場合は「いいえ」にします。 |
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| ユーザ設定 | ||||||||||||
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ユーザのフルネーム、アカウント名、パスワードが問われます。それぞれ入力してEnterキーを押します。 |
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| システムのインストールと再起動 | ||||||||||||
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ユーザ設定を終えると、システムのインストールがはじまります。インストール完了後、CDがイジェクトされ、確認ダイアログが表示されます。Enterキーを押すと再起動します。 正常にインストールされていれば、再起動後にログインプロンプトが表示されます。先ほど入力したユーザアカウントとパスワードでログインしましょう。 |
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| 文字化けへの対処 | ||||||||||||
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インストーラで日本語を選択した場合、コンソールでも各プログラムが日本語を出力しようとしますが、標準のコンソールでは日本語が表示できないため文字化けしてしまいます。コンソールで英語のメッセージを表示させるための設定を最初に行っておきましょう。 まず、以下のコマンドでホームディレクトリの.bashrcをエディタ開きます。以下の例ではnanoというエディタで開いています。
$ nano ~/.bashrc
ファイルの末尾に、以下のように記述します。
case $TERM in
ファイルを保存して終了します。nanoの場合はCtrl+Xキーを押し、画面の指示に従えば保存と終了を行うことができます。続いて、以下のコマンドを実行するか、一度ログアウトしてログインしなおします。
$ source ~/.bashrc
これで、コンソールでは英語のメッセージが表示されるようになりました。 |
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| 管理作業を行うには | ||||||||||||
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Ubuntuでは、他のほとんどのディストリビューションと異なりrootユーザが有効になっていません。その代わり、インストール時に作成したユーザがsudoコマンドを使って管理作業を行うことができるよう設定されています。 インストール作業の締めくくりとして、重要な管理作業であるパッケージのアップデートをsudoコマンドを使って実行しておきましょう。
$ sudo apt-get update
このコマンドは、配布されているパッケージの情報を更新します。続けて以下のコマンドを実行すると、更新されたパッケージがダウンロード、インストールされます。
$ sudo apt-get upgrade
これでインストール作業は終了です。Ubuntuによる完全にフリーなLinuxサーバ環境を体験してください。 |
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