
NET&COM 2007、日本シーゲート、ハードウェアによるセキュリティの確立
ハードディスクセキュリティセミナー
2007/2/8 18:00
抜本的なセキュリティへのアプローチ
今回は、東京ビッグサイトにてNET&COM 2007の2日目の専門セミナーで行われた「ハードウェアによるセキュリティの確立」のレポートをお届けする。
本セミナーの講師である日本シーゲート 代表取締役社長の小林 剛氏は、現状の情報漏洩の問題に対して「今までのセキュリティへのアプローチはあくまでソフトウェアによるものであった。これからはエンドポイントつまりはハードウェアからのアプローチが求められる」と、抜本的な見直しが必要と訴えた。

日本シーゲート 代表取締役社長 小林 剛氏
ソフトウェアに頼ったセキュリティ対策では、ソフトウェアを導入することによるコンピュータのパフォーマンスの劣化や導入コストなどの問題があると小林氏は指摘する。
このような問題に対して、ハードウェアからのセキュリティ、つまりはデータを保存するハードディスクそのものに対してセキュリティ対策を行うことが有効だとし、それを実現するテクノロジ「DriveTrust」をあげた。
DriveTrustとは、ハードディスクに搭載されているプロセッサや不可視のパーティションを利用した技術で、次のようなことが可能になるという。
- 完全な暗号化
- セキュアなパーティションの利用
- コンピュータと連動しないファームウェア
- 信頼されたコンピュータのみとの接続
これらはすべてハードウェア上のみで行われることになるため、ソフトウェアに比べてよりセキュアであり、コストも抑えられるとしている。
現在、DriveTrustを利用した製品はノートPC用のハードディスクがあるが、今後は3.5インチのハードディスクなどにも搭載されていくとのことだ。
(ThinkIT編集局 安詮院 康広)