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オラクル、「Oracle Database 11g」を発表

データベースOracle Database 11gエンタープライズ情報管理

2007/7/13 11:00

30年におよぶソフトウェア設計の経験に基づいて開発されたOracle Database 11g

オラクル・コーポレーションは7月12日、最新版となる「Oracle Database 11g」を発表した。前バージョンから4年ぶりのメジャーバージョンアップとなる。

Oracle Database 11gはオラクル独自のデータベースクラスタリングやデータセンターの自動化、ワークロード管理などの拡大をはじめ、400を超える新機能が実装されている。このほかにもReal Application Testingにより変更に伴う時間やリスクおよびコストの削減や、災害対策ソリューションのROI改善、情報ライフサイクル管理とストレージ管理の拡張をはじめとする多くの特徴があげられる。加えて管理自動化のための機能が搭載されるという。従来のビジネスデータからXML、3Dといった様々なデータを管理できる機能を備えているとのことだ。

「Oracle Database 11g」は小規模なブレードサーバから最大クラスのSMPサーバまで規模によらずどのようなシステム上にも効果的に展開できるよう設計されているという。他にも安価なサーバおよびストレージの組み合わせによる高度なセキュリティや可用性、拡張性を備えたグリッドにより、多大なリソースを要求するトランザクション処理やDWH、コンテンツ管理アプリケーションにも対応することが可能になるとのこと。

Oracle Database 11gのリリースまでには延べ1,500万時間のテストと延べ36,000人月の開発が費やされたそうだ。なお日本での対応時期などは未定とのこと。

問い合わせ先

日本オラクル株式会社

URL:http://www.oracle.co.jp/

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(ThinkIT編集局  森谷 一敏)