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ベリタス・コンサルティング、日本版SOX法対応支援ツール「J-SOX WikiNote」を発表

日本版SOX法支援ツールWiki

2007/4/9 14:00

Wikiを使用して社内外の情報共有と迅速な文書作成を実現

ベリタス・コンサルティングは4月6日、社内外の情報共有と日本版SOX法対応を支援するツール「J-SOX WikiNote」を発表した。出荷開始は4月中旬を予定している。

同社によると、上場企業各社は日本版SOX法への対応のため、複数の法人で構成される日本版SOX法対応プロジェクトを立ちあげつつあるものの、半数近くの上場企業が未着手の状態であるという。施行までに残された期間でプロジェクトを成功させるには、複数の関係者による文書化を効率よく行うことや外部との連携を強力にすることが最大のポイントであるという。

J-SOX WikiNoteは、これから日本版SOX法対応プロジェクトを立ちあげる企業に向けたもので、必要な文書を作成する際に行う情報のインデックス設計を支援するサービスだ。Wikipediaで使用されているWikiエンジンを搭載することで、メーリングリストをはじめとした時系列で情報のやり取りを行う従来のITコミュニケーション手法と異なり、情報の構造化やグルーピングなどを行った蓄積が可能だ。

IT知識のないプロジェクトメンバーでも簡単にWebポータル上で情報のやり取りを行えるため、外部の担当者を含めたプロジェクトメンバー全員で情報共有/共同作業を通して短期間で効率的なプロジェクト推進を実現できるとのこと。

インフラとしてディーネットが提供するISO・OECDに準拠したホスティングサービスを使用するほか、情報の表出/整理/管理については資産工学研究所の協力の基、効率的に行えるとのこと。システムの保守/運用を含めて提供するため、システム部門の負担も最小限に抑えられるという。

価格は、ハードウェアおよび設置費用を含めた初期費用が504万円(税込み)、サービス/インフラの保守費用が月額10万5千円(税込み)となる。

問い合わせ先

ベリタス・コンサルティング株式会社

URL:http://www.veritas-consulting.co.jp/

(ThinkIT編集局  神保 暢雄)