アイエニウェア・ソリューションズ、「OneBridge Mobile Groupware 5.5 」を発表
グループウェアモバイルWindows Mobile
2007/4/18 11:00
外出先からオフラインで社内メールにアクセスする
アイエニウェア・ソリューションズは4月17日、「OneBridge Mobile Groupware 5.5 」を発表した。出荷は5月18日を予定している。
同製品は、Lotus NotesやMicrosoft Exchange Serverといったグループウェアと連携し、Windows Mobile端末からメールやスケジュール、アドレス帳などの企業内の情報にオフラインで閲覧/更新するためのソフトウェアだ。
同社によると、携帯電話をはじめとするモバイル機器を業務に活用するスタイルが一般的になりつつある中で、IT管理者にとっては企業情報の保護・管理といった課題が複雑化しているという。同製品を利用することで、これらの課題を解決できるとのこと。
OneBridge Mobile Groupware 5.5の主な特徴は以下の通り。
- 社内グループウェア情報とのきめ細かい同期設定が可能
- メールやカレンダー、ToDo、アドレス帳、メモなど、利用頻度の高いグループウェア情報を携帯電話端末で閲覧・更新できる。
- 豊富なセキュリティ機能
- 端末へのPower ONパスワードの強制や、ハードリセットによる端末上データの削除機能で、携帯電話の紛失時の情報漏洩を阻止する。
- 更新内容を自動的に同期するプッシュ同期(Live Connect)機能
- 新着メールの受信やカレンダーの変更など、社内のサーバや端末上でデータの追加/更新/削除が発生した場合は、Live Connect機能によって自動的にサーバがデータを送信し、携帯電話端末上のデータを更新する。
対応するグループウェアと端末は以下の通り。
- サポートするグループウェア
- Lotus Domino 5.x/6.x/7.xおよびMicrosoft Exchange Server 5.5/2000/2003
- サポートする携帯電話端末
- NTT DoCoMoの「hTcZ」、ソフトバンクの「X01HT」、ウィルコムの「W-ZERO3」および「W-ZERO3 es」などのWindows Mobile 2003および5.0搭載端末。
価格は1ライセンスあたり1万1,700円で、5ライセンスから提供する。なお別途サーバ設定費が必要とのことだ。
(ThinkIT編集局 神保 暢雄)