クライム、リアルタイムで双方向のXMLとRDBのデータ変換を提供する「Allora Ver.5」を販売開始
XMLRDBJava
2007/3/29 11:00
XMLとデータベース間の双方向マッピング変換ツール、Allora Ver.5がリリース
クライムは3月28日、米国HiT Softwareが開発したXMLとデータベース間の双方向マッピングツール、「Allora(アローラ)Ver.5」の販売を開始することを発表した。
AlloraはリアルタイムでXMLとRDBを双方向のマッピングを可能にするJavaミドルウェアである。今回発表されたVer.5には変換するグループと関連するXMLファイル管理タスクの作成やスケジューリング、実行をデザインするためのグラフィックレイアウト環境「Workflow Manager」を新たに採用したという。
「Workflow Manager」にはDesignとRuntimeコンポーネントがある。Designタブによりタスク、パラメータの設定、実行時でのタスク順序管理をワークスペースに指定することが可能。なお、Runtimeタブではワークフローでの変換時の詳細な実行結果を確認することができるとのこと。
これにより、ユーザはXBRLやJusticeXMLのような複雑なXMLスキーマのマッピングが容易になり、新たなコードの追加をすることなく、RDBとXML変換のソリューション導入が可能となるという。
価格は53万9,000円からで、評価版はクライムのWebサイトから申し込みができる。
(ThinkIT編集局 森谷 一敏)