
野村総合研究所、「Webコンテンツプロテクター AE」と「Webブラウザプロテクター AE」の最新版を発表
情報漏洩対策コンテンツ保護プラグイン
2007/3/27 18:45
情報流出を防止しながらコンテンツを有効活用できる環境作りを目指す
野村総合研究所は3月27日、コンテンツ保護基盤ソリューションの最新版「Webコンテンツプロテクター AE Ver.3.1」と「Webブラウザプロテクター AE Ver.3.1」を発表した。販売開始は4月2日を予定している。
「Webコンテンツプロテクター AE」は、Webサイト上で配信されるMicrosoft OfficeのファイルやPDFファイルの二次利用を抑制するソリューションである。同ソリューションにより保護されたコンテンツは、メールで転送したり、USBメモリなどで持ち出した場合でもダウンロードしたクライアントPC以外では閲覧できず、情報漏洩・流出を防ぐことができる。
もう一方の「Webブラウザプロテクター AE」はHTMLやJPEG、GIFなどのWebコンテンツの二次利用を抑制するソリューションである。印刷や画面キャプチャ、文字列のコピー/保存を制御し、コンテンツを保護できる。
両ソリューションは、現在使用中のIT環境にプラグインとしてインストールするだけで導入可能で、コンテンツやWebアプリケーションに変更を加えずに利用できるという。
今回発表された新バージョンでは、「Webコンテンツプロテクター AE」はInternet Explorer 7およびAdobe Acrobat 8へ、「Webブラウザプロテクター AE」はInternet Explorer 7へそれぞれ対応した。
最小構成での価格は、「Webコンテンツプロテクター AE」が480万円から、「Webブラウザプロテクター AE」が210万円からとのことだ。
(ThinkIT編集局 神保 暢雄)