オープンソース・ジャパン、CentOSの活用を支援するサポートサービス「OSJビルドクラシック for Linux」を発表
Linuxサポートサービスコミュニティ
2007/2/8 11:00
売上の一部をCentOS開発コミュニティに寄付
オープンソース・ジャパンは2月7日、コミュニティベースのLinuxディストリビューションの活用を支援するサポートサービス「OSJビルドクラシック for Linux」の販売を開始したと発表した。
本サービスは、アップデートの提供が早く評価の高いCentOSを対象に以下のサービスを提供するもの。
活用支援サービス |
インストールや主要パッケージに関するメールによる問い合せ対応 |
価格は10万円(10インシデント、有効期間1年) |
移行支援サービス |
CentOS互換の商用Linuxからの移行支援サービス |
価格は10万円〜(メールによるサポート、10インシデント、有効期間1年の場合) |
CentOSは、企業での利用にも耐え得る安定した動作をしているが、サポートの面で不安があったため、導入は進みにくい現状があったという。同社では、今回のサービスでその点を解消していき、さらなるLinuxの利活用を促進していくねらいだ。
また同社のオープンソースソフトウェアのアプリケーション活用を支援するソリューション「OSJビルド・クラシック」をインフラレベルに拡大し、事業展開をはかる方針も打ち出している。
なお「OSJビルドクラシック for Linux」での売上の一部をCentOS開発コミュニティに寄付する形でコミュニティへの還元をはかっていくとのこと。
(ThinkIT編集局 曽我 一弘)