GMOインターネットグループのGMOホスティング&セキュリティは12月20日に、ホスティングブランド「ラピッドサイト」の「VPSサービス」において、ロックオンが提供する「EC-CUBE」を標準搭載するとともに、イプシロンが提供するオンライン決済代行サービス「イプシロン」にも対応した「イプシロンオンライン決済対応 EC-CUBE」の提供を同日から開始することを発表した。初期費用は10,500円(税込)、月額利用料金12,600円(税込)からとなる。
ロックオンが提供する「EC-CUBE」は、EC-CUBE開発コミュニティで開発されているネットショップの構築や運営ができるサーバインストール型のオープンソースソフトウェアである。「イプシロン」は、個人・法人問わず低コストで簡単にクレジットカード決済やコンビニ決済が利用可能なオンライン決済代行サービス。
この2つのサービスをGMOホスティング&セキュリティのホスティングサービス「ラピッドサイト」と組み合わせたものが、「イプシロンオンライン決済対応 EC-CUBE」である。本提携によってユーザ側で導入・設定作業が不要となり、簡単に「EC-CUBE」を導入できるようになるという。「イプシロンオンライン決済対応 EC-CUBE」の主な特長は以下の通り。
- サーバに「EC-CUBE」標準搭載しているため、導入が容易
- 高機能なネットショップの構築や運営が可能
- 豊富な決済手段で購買者の利便性を向上
- 初期費用無料の経済的なサービス価格設定
表1:イプシロンオンライン決済対応 EC-CUBEプランの特長
本サービスの提供は、ホスティング事業者では初めての試み。GMOホスティング&セキュリティでは今後もネットショップ運営支援強化とオープンソースソフトウェアの利用促進を目指していくとのこと。
(ThinkIT編集局 曽我 一弘)
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