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| 量よりも質が大切と語る野村総合研究所のオープンソース戦略 | ||||||||||
12月13日に開催されたセミナー「Red Hat/JBoss Day:The Mainstream〜レッドハットとJBossの今とこれから〜」のビジネスセッションから「OpenStandiaが支える大規模システムでのオープンソース利用〜OSS+リッチクライアントのオンライントレーディングシステム〜」と題した、野村総合研究所の梶山 隆輔氏と城谷 勝氏の講演を紹介する。 同社が注力しているオープンソースの製品としてOpenStandiaがある。これはオープンソースで組み合わせたスタックで、現在2つのプロダクト「OpenStandia/Application Server」「OpenStandia/Business Intelligence Server」がある。それ自体は無料で提供されている。 梶山氏は同社がサポートしているオープンソースのプロダクト群をあげ、「現在サポートしている量は少ないが重要なのは質である」と述べ、企業システムに求められる信頼性と性能については保証できるものを選定してサポートサービスとして提供しているとした。 ![]() 野村総合研究所 情報技術本部 オープンソリューションセンター 副主任テクニカルエンジニア 梶山 隆輔氏 締めくくりとして梶山氏は「今後もオープンソースソフトウェアの開発やコミュニティの支援などを通して、貢献していきたい」と語った。 | ||||||||||
| ミッションクリティカルなシステムを支えるオープンソース | ||||||||||
JBossを利用した事例として、城谷氏からミッションクリティカルなシステムであるオンライントレーディングシステム「N-STAGE」の構築事例の紹介があった。城谷氏は取引を実際に行っている投資家の要望として、大きく以下の3つをあげる。
表1:投資家の要望 これらの要望に応えるために、開発されたのがN-STAGEである。N-STAGEはリッチクライアントを採用し、常に変動する株価の動きをリアルタイムで表示できる。 ![]() N-STAGEのデモ画面 このシステムを裏で支えているオープンソースソフトウェアの1つがJBossである。今回のシステムに求められた性能要件は以下の通りだ。
表2:求められた性能要件 このように要件としてはミッションクリティカルなシステムであるが、オープンソースソフトウェアを組み合わせることで十分な性能を発揮できているという。 ![]() 野村総合研究所 インターネットトレードシステム事業部 城谷 勝氏 最後に城谷氏は、「ライセンス料がかからないOSSとライセンス料が必要なソフトウェアを比べた場合、要件に対して同じ機能や性能を提供できるのであれば、OSSを選択しないという理由がない」と述べ締めくくった。 (ThinkIT編集局 曽我 一弘) |



