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株式会社NTTデータイントラマート |
NTTデータイントラマートが同社のフレームワークをオープンソース化 2006/10/26
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フレームワークをオープンソースで提供
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株式会社NTTデータイントラマートは10月25日、同社の主力フレームワーク製品「intra-martフレームワーク」の基礎部分をオープンソース化すると発表した。これらの知的財産権は、現在60を超える開発プロジェクトを運営している特定非営利活動法人のSeasarファウンデーションに寄贈される。
今回オープンソース化されたのは、intra-martフレームワークに組み込まれているサーバサイドJavaスクリプトエンジンで、Ajaxとの連携機能を追加したものだ。これはAjaxを含んだ開発時の生産性を向上させることを目的としたもので、Java Script言語でクライアント側のAjaxとサーバ側の業務ロジックを記述できるとしている。
また同時に、これまでintra-martフレームワークに同梱されていたJ2EEフレームワークの「im-J2EE Framework」もオープンソース化する。なお、ワークフローエンジンや帳票印刷ソリューションなど、業務に特化した機能モジュールについては従来通り有償となる。
オープンソース化により期待されるメリットは以下の通り。
- 商用製品として培った評価と実績のあるフレームワークをオープンソース化することで幅広いユーザが活用できる環境が提供される
- オープンソース化したフレームワークを基盤として、同社の有償のコンポーネントを組み合わせた業務システム構築が可能
- Seasar2をはじめとした多くのオープンソースソフトウェアとの連携や相互利用の機会が増えることで、開発生産性をさらに向上できる
なお今回のオープンソース化に伴い、開発者コミュニティサイト「intra-mart Open Source Software Community」を新設した。運営はSeasarファウンデーションが担当する。
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