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| jQueryライブラリを解剖する | ||||||||||||||
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完全ではないながらもXPathに対応するなど、使いやすさとスマートな記法で注目度を増しているのが、John ResigさんのリリースするjQueryライブラリです(図2、注3)。 ![]() 図2:jQueryの配布サイト
※注3:
http://jquery.com/
本稿では執筆時点の最新版であるバージョン1.0.4を解説しますが、2007年3月現在では、バージョン1.1.2がリリースされています。下記の解説部分は、1.1.2でも同様の処理が実装されています。 Prototypeライブラリがscript.aculo.usライブラリとの組み合わせで実現していたエフェクト処理の一部も、jQueryではそれ単体のみで対応しており、プログラマにとってWebページを制作する際に必要となる、かゆい所に手が届いた実装が魅力のようです。 また、jQueryライブラリのソースコードにはJavaScriptプログラミングの最新ノウハウがギッシリと詰まっています。リスト1にjQueryのコードを一部抜粋しましたので、実装方法を解析してテクニックの一部を確認してみましょう。 Prototypeライブラリは、JavaScriptのプロトタイプチェーンの基本となるObjectオブジェクトを始め、多くのJavaScript標準オブジェクトを拡張して機能を実装しています。それに対してjQueryは、独自のjQueryオブジェクトのみを利用します。例外的にwindow.undefinedの値を上書きしているのを除いて、他のオブジェクトやグローバル変数を汚染しない実装となっています。 リスト1:jQuery.jsソースコード(一部)
表1:リスト1の解説 |
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