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| オープンソースでプロジェクト管理 | ||||||||||||
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「dotProject」を知っていますか。dotProjectはWebブラウザから利用できるグループウェアの1つです。ご存知のようにグループウェアは主に企業のプロジェクト管理、タスク管理、取引先の管理、社員の出退勤管理などで使用されています。グループウェアといえば、サイボウズ Officeやdesknet's、Lotus Notesなどをまず思い浮かべる方が多いと思います。 dotProjectの大きな特徴は、オープンソースソフトウェアであることです。dotproject.net（日本語版はdotproject.jp）というコミュニティでソースコードが公開されており、開発も進められています。dotProjectは以下のWebサイトからダウンロードすることができます。
dotproject.net
http://sourceforge.net/projects/dotproject/ dotproject.jp（日本語版） http://wiki.dotproject.jp/ dotProjectはマルチユーザで使用でき、カレンダー、ToDo（タスク）管理などはもちろん、企業情報管理、他のユーザとのファイル共有などもできるようになっています。一般的なグループウェアでよく使われる機能は一通り揃っているといえるでしょう。 今回はdotProjectの開発状況や主な機能について紹介します。 |
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| dotProjectの開発状況 | ||||||||||||
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dotProjectという名称は、2000年頃「dotmarket.org」で命名されたようです。当初は最新の技術でプロジェクト管理ツールを開発することを目的としており、表1のような特徴を目指していました。もちろんこれらは今でもdotProjectの方向性に影響しています。
表1：開発当初のdotProjectが目指した点 筆者がdotProject出会ったのは2002年頃です。それ以降、日本語版dotProjectとして細々と作業をしており、その成果をまとめて公開しています。また、それらを使用したユーザの声をフィードバックして改版を続けています。 2006年12月26日現在、公開されているオリジナルバージョンは2.0.4で、日本語版もそのバージョンをベースにしています。2005年に公開されたバージョン2.0と比較すると、バージョン2.0.4は主にセキュリティ上の修正が行われています。 |
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| dotProjectの主な機能 | ||||||||||||
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dotProjectの主な機能や特徴として、表2のようなものがあげられます。
表2：dotProjectの主な機能や特徴 なお、日本語化については表3のような作業を行っています。
表3：日本語化対応 日本語化についてはまだ不完全なところも存在しますが、徐々に更新しています。ただし、ガントチャートを処理するためのライブラリは、ライセンスの問題で今のところそのままでは日本語化ができない状態です。 |
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