作用する対象 機能概要
パッケージ宣言 欠落したパッケージ宣言を追加するか、パッケージ宣言を訂正
コンパイル単位を、パッケージ宣言に対応するパッケージに移動
インポート 未使用、未解決、または非表示のインポートを除去
インポートの問題に対して「インポートの編成」を起動
解決できない型への参照に対しての新規のクラス、インターフェース、列挙、注釈、または型変数を作成
アクセスされるが可視ではない型の可視性を変更
解決できない型への参照について類似する型に名前変更
解決できないがプロジェクト内に存在する型のインポート・ステートメントを追加
未確定の型参照 (1 つの型に 2 つの import-on-demand) について明示的なインポート・ステートメントを追加
型名がコンパイル単位名と一致しない場合に型名またはコンパイル単位名のどちらかを変更
未使用のプライベート型を除去
コンストラクター 解決できないコンストラクターへの参照について新しいコンストラクターを作成 (this、super、または新規クラス作成)
パラメーターに一致しないコンストラクター参照の引数を再配列、追加、または除去
コンストラクター名を持つメソッドをコンストラクターに変更 (戻りの型を除去)
アクセスされるが可視ではないコンストラクターの可視性を変更
未使用のプライベート・コンストラクターを除去
暗黙デフォルト・コンストラクターの super 呼び出しが未定義または不可視のとき、あるいは例外をスローしたときにコンストラクターを作成
インプリメントされていないメソッドが型に含まれている場合に、型修飾子を「abstract」に変更するか、メソッドをインプリメントに追加
メソッド 解決できないメソッドへの参照について新しいメソッドを作成
解決できないメソッドへの参照について類似するメソッドに名前変更
パラメーターに一致しないメソッド参照の引数を再配列または除去
参照されるメソッドのアクセス (可視性、static) を修正
未使用のプライベート・メソッドを除去
戻りの型が欠落しているメソッドまたは戻りの型が return ステートメントと一致しないメソッドの戻りの型を修正
return ステートメントを追加 (欠落している場合)
本文のない非抽象メソッドについて、「abstract」に変更するか、本文を追加
非抽象型の抽象メソッドについて、メソッドの abstract 修飾子を除去するか、型を abstract に設定
本文のある抽象/ネイティブ・メソッドについて、abstract 修飾子または native 修飾子を除去するか、本文を除去
メソッドがコンストラクター呼び出し内部で呼び出される場合にメソッド・アクセスを「静的」に変更 (super、this)
エミュレートされたメソッド・アクセスを回避するためにメソッド・アクセスをデフォルト・アクセスに変更
フィールドと変数 参照されるフィールドのアクセス (可視性、static) を修正
解決できない変数への参照に対して新規のフィールド、パラメーター、ローカル変数、または定数を作成
解決できない参照について類似する名前を持つ変数に名前変更
未使用のプライベート・フィールドを除去
static フィールドの非 static アクセスを修正
外部型でアクセスされるローカル変数に「final」修飾子を追加
エミュレートされたメソッド・アクセスを回避するためにフィールド・アクセスをデフォルト・アクセスに変更
型の不一致を修正するためにローカル変数型を変更
初期化されていない変数を初期化
例外処理 不要な catch ブロックを除去
キャッチされない例外を、Try/Catch で囲むか、周囲の try ブロックに catch ブロックを追加することによって処理
親メソッドにスロー宣言を追加するか、既存のスロー宣言を汎用化することによって、キャッチされない例外を処理
ビルド・パス問題 解決不可能な型に対して欠落した JAR またはライブラリーを追加
アクセス制限の問題またはバイナリー・クラスの欠落に対して「ビルド・パス」ダイアログを開く。
プロジェクト準拠および JRE を 5.0 に変更
ワークスペース準拠および JRE を 5.0 に変更
その他 型のミスマッチを修正するためにキャストを追加または変更
インターフェースに型をインプリメントし、型のミスマッチを修正
非 NLS ストリングについて、NLS ウィザードを開くか、非 NLS としてマーク
欠落した @Override および @Deprecated 注釈を追加
@SuppressWarning を使用して警告を抑制

表2:クイック・フィックス機能一覧