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PostgreSQLとOracleによるデータベース相互移行マニュアル

第1回:データベース移行
著者:奥畑 裕樹(OKUHATA, Hiroki)   2005/10/14
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データの移行

   初めにデータの移行についてですが、注意すべきことは、PostgreSQLとOracleで対応している組み込みデータ型に違いがあるということです。つまり、移行元で使われているデータ型が移行先にない場合は、データ型の変更が必要になります。そのデータ移行の基本的な手順は次のようになります。
  1. 移行元からデータをエクスポートする
  2. 移行先に合わせてデータ型を修正する
  3. 移行先に修正したデータを投入する
   具体的には、データをテキスト形式でエクスポートし、CREATE TABLE文などの中で使われているデータ型を変更する必要があります。


データ型の違い

   OracleとPostgreSQLの主な組み込みデータ型については、表1および表2を参照してください。

Oracleのデータ型
表1:Oracleのデータ型
(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大表示します)

PostgreSQLのデータ型
表2:PostgreSQLのデータ型
(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大表示します)

   PostgreSQLには、この他にboolean型やビット列型、幾何データ型などがあります。意外にPostgreSQLのデータ型が多いことがわかります。

   基本的なデータ型については、双方にほぼ同じものが用意されていますが、データ型ごとの最大値の違いについては注意が必要です。移行先の方が上限が小さくなる場合は、収まらないデータがないか注意します。場合によってはフィールドの分割などを考慮します。

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奥畑 裕樹(OKUHATA, Hiroki)
著者プロフィール
奥畑 裕樹(OKUHATA, Hiroki)
Javaとオープンソース技術を得意とする技術コンサルタント。最近のテーマは、ソフトウェア開発の全体最適をはかること。気が付けば、10才のときにプログラミングを始めて以来、常に何かを作っている…。


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