CEBPで何がつながる?
CEBPソリューションの構成
アバイアのCEBPソリューションでは、ITシステムがモニタリングして、設備・機械の異常、資材の不足、品質の低下、予約の変更などの現 象を検出すると、そのイベントを処理するためにEvent Processor(Communications Process Managerのオプション機能)という機能が利用される。
Event Processorは、ITシステムから送られるイベントを検出すると、アバイアのCEBPソリューションのコンポーネントである Communication Process Managerが、あらかじめ決められたプロセスに従い、利用可能なあらゆるリアルタイム・コミュニケーションの手段(eメール、SMS、会社の電話、携 帯電話、電話会議システムなど)を用いてシームレスに連絡をとりあい、プロセスで定められた責任者あるいはその関係者を呼び出し、情報の共有、迅速な意思 決定を促す。
情報システムからのイベントを受けるCPM(Communication Process Manager)に加えて、リアルタイム・コミュニケーションを実現するために、図3上部に示すコンポーネントを組み合わせて利用する。また、CEBPを 実現するために、CPMには図3下部に示す5種類のWebサービスが実装されている。
多忙な管理者のためのソリューション
アバイアのCPMは、SIP(Session Initiation Protocol)をサポートしており、非常に高い接続性を実現している。CPMはアバイア以外のIP-PBXにも容易に接続することができる。
このように、アバイアのCEBPソリューションでは、緊急性の高いイベントを確実に検出し、それを迅速に処理して責任者あるいは担当者に報告し、1つ1つの問題に関連するすべてのステークホルダの方の結論を自動的に処理して迅速に次のプロセスに移ることを可能にする。
これにより、既存のビジネスプロセスの機敏性と効率性を向上するだけでなく、問題処理における確実性あるいは説明責任が飛躍的に向上する。また、常日頃多忙な中間管理者、上級管理者、経営層の生産性をさらに高めることができる。
今回は、業務を行う上での人と人のネットワークを強固にし、プロセスを迅速化させるためのソリューションとして、CEBPソリューションを紹介した。ガッテン承知できただろうか。
さて、次回はパトライトのネットワーク監視表示灯をつないでガッテンする。監視表示灯とはどんなものなのか、つなぐことで監視業務はどのようにかわるのかを紹介していく予定なので、楽しみにしてほしい。