映画の名言から英語を学ぼう! 1日5分からはじめる英語習慣

2022年9月2日(金)
高橋 侑里(たかはし ゆり)

はじめに

「これから英語を頑張りたいけど何から始めたら良いか分からない!」
「普段忙しくてなかなか英語学習の時間がとれない!」

今回は、このような悩みを抱えるあなたに、とっておきの英語学習法を紹介します。

その学習法とは…
ズバリ! 映画の名言から英語表現を学ぶ方法です。映画の名言には、教科書には載っていない、実用的な英語表現が多く使われています。日常会話に役立つ単語や言い回しを学べるだけでなく、心に響く言葉から勇気づけられ英語のモチベーションUPにも繋がるので、無理なく楽しみながら英語を学ぶことができるのです。

そこで、今回は国内外で有名な映画の中から名言を3つ取り上げ、使われている重要単語や文法を合わせて解説します。

映画から学ぶ英語の名言3選

①「マイ・インターン/The Intern」(2015)

The key is to keep moving.
「大切なのは前に進み続けることだ」

ロバート・デ・ニーロとアン・ハサウェイが主演の映画「マイ・インターン」。仕事を退職し、数年前に妻を亡くしてから満ち足りない生活を送るロバート・デ・ニーロ演じる70才のベンが自分に言い聞かせるセリフの1つです。

生きていると誰もが迷ったり悩んだりすることがあるけれど、常に前を向いて進み続けることが大切であることを教えてくれます。人生経験豊富なベンの言葉だからこそ、心にぐっとくるフレーズです。

【ポイント】
the key (to something) is to~
 「○○することが重要である、○○が秘訣である」

(例) The key to success is hard work.
 「一生懸命取り組むことが成功の秘訣だ。」

keep ~ ing「○○し続ける」
 ・○○には動詞が入る
 ・keepは「維持する」「保つ」という意味を持つのでingが付くことで「動作を止めずに持続するイメージ」に

(例) I will keep doing my homework until 9pm.
 「午後9時まで宿題を続ける予定だ。」

②「ショーシャンクの空に/The Shawshank Redemption」(1994)

Get busy living…or get busy dying.
「必死に生きるか、必死に死ぬかだ。」

この映画はご存じの方も多いのではないでしょうか。無実の罪で刑務所に収容された銀行員のティム・ロビンス演じる主人公のアンディが、どんな逆境の中でも希望を持ち続け、必死に生きる彼の姿を描いた作品です。

彼が放つ数々の言葉はどれも暖かく心に深く残りますが、中でも特に印象的なこのワンフレーズ。与えられた時間を必死に生きるために使うのか、死ぬことを恐れながら時を過ごすのか…まだこの映画を観たことがない方にとっても考えさせられる一言でしょう。差し迫った死を受け入れ、目的を成し遂げようとするアンディの強い信念が伝わってきます。

【ポイント】
busy ~ ing
 「○○で忙しい」
 ・busyは「忙しい」を意味しますが、「動名詞 + ingが付くと何かしらの活動にせっせと励んでいる、取り組んでいるイメージに

(例) I’m busy preparing breakfast.
 「朝食の準備で忙しい。」

③「ターミナル / The Terminal」(2004)

I’ve been waiting my whole life. I just don’t know what the hell for.
「私はこれまでの人生ずっと待ち続けてきた。ただそれが何なのかが分からないんだ。」

この映画は、スティーブン・スピルバーグ監督、トム・ハンクス主演による空港での出会いと別れを描いた感動作品です。英語が分からない主人公がニューヨークの空港で足止めをくうシーンがとても印象的です。

【ポイント】
have been ~ ing
 現在完了進行形:現在まだ完了していなくて進行中の出来事を表す

(例) I’ve been studying English for two years.
 「2年間英語を勉強してきました。」

【応用】
I’ve been studying English for two years.
I’ve studied English for two years.
 ・どちらもほぼ同じ意味ですが、ニュアンスに違いがあります。

①「have been〜 ing 」= 現在完了進行形は『未来』に注目
 これまで2年間英語を勉強してきて「今後も継続していくぞ!」という意気込みが伝えられています。
②「have + 過去分詞 」= 現在完了形は『過去』に注目
 「これまで2年間英語頑張ってきた!」という、過去から今までを一括りとした言い回しで、今後継続するのかは伝えられていません。

my whole life「一生、生涯ずっと」
(例)I’ve been living in Tokyo my whole life.
 「生まれてからずっと東京に住んでいます」。

I just don’t know「どうしても分からないんだ」
 ・justを付けることでI don’t know =「分からない」ことを強調。分かりたい気持ちは山々であるけれど、本当に分からないことを相手に伝えられる表現になります。

what the hell(怒っている時に使われる表現)「何だと、知ったことか」
(例)What the hell is going on? No one wants to talk to me today.
 「一体何が起きてるの? 今日誰も口を聞いてくれないんだけど。」

おわりに

今回は、海外の3本の映画からそれぞれ名言をピックアップして、英語表現を解説しました。1日5分でも英語に触れる習慣が身につくと、表現だけでなく考え方の幅も広がるので、ぜひ気に入った名言を見つけて覚えてみてくださいね。

今回で紹介した名言以外にも、アスリートや起業家をはじめとする有名人や歴史に名を刻んだ偉人の言葉をネットで簡単に探すことができるので、皆さんもスキマ時間に調べてみることをおすすめします。

著者
高橋 侑里(たかはし ゆり)
株式会社グローレン シニアインストラクター
高校時代、アメリカ・ミシガン州に1年間留学。大学卒業後は主にクリエイターの翻訳・SNS発信やイベントでの通訳に携わる。現在はTOEIC講座等の教材作成・英会話レッスン講師を担当。TOEIC980点。

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