
【深きプログラミング言語】言語選択の岐路
第4回:Railsに変えてよかった!:iKnow!の場合
著者:セレゴ・ジャパン株式会社 真武 信和
公開日:2008/11/25(火)

iKnow!はRuby on Railsでできている
みなさん「iKnow!」という語学学習サイトはご存じでしょうか?
iKnow!は、効率的に暗記ができる、スケジュール管理および記憶定着度管理機能を備えたパーソナル学習アプリケーションを搭載した、無料のSNS型語学学習サイトです。サービス開始からわずか1年でユーザー数が34万人を超え、現在も国内最大の語学学習 SNSとして日々成長を続けています。
Think ITでも「
【Webデザインワークフロー】iKnow!の作り方」(英語版「
【Web design work flow】How to make iKnow!」)で、Webアプリケーションの開発手法について取り上げました。
この記事では、iKnow!を運営するCerego Japanが語学学習SNSを立ち上げた際に、Ruby on Railsを選択した経緯についてご紹介します。これから新たなサイトを立ち上げる方や、これからRuby on Railsにチャレンジする方、開発環境の選択としてRuby on Railsを考慮に入れている方など、さまざまな立場の方の参考になればと思います。
ここで簡単にiKnow!がどんなアプリケーションなのか、紹介しましょう。開発するアプリケーションによって、適した開発環境も異なってきますので、1つの事例として参考にしてみてください。
iKnow!では、Cerego Japanが独自に研究開発を行った効率的な学習メカニズムに基づいて、システムが自動的に学習のスケジュールや日々の目標管理などを決定してくれます。
そのため、「興味のある内容のコンテンツから、自分のレベルにあったものを選択し、日々の目標を達成していく」というステップを繰り返すことで、効率的に語学を習得することができます。
具体的にどんなアプリケーションで、実際になにができるのか知りたいという方は、「
トライアル学習コース」を使ってみてください。iKnow!が持っている機能がよくわかり、またその仕組みが知りたくなるはずです。
さて、そもそも2007年10月のサービス開始当初、iKnow!は英語学習に特化したサイトとして誕生しました。
2008年5月にはユーザーが学習コンテンツ(英語のみ)を作成できる機能も追加され、語学だけではなく歴史や文化を学ぶためのコースなど、2008年10月時点で15,000以上のコンテンツ(コース)が生まれています。
また現在では英語のほかに日本語、中国語、韓国語、スペイン語、ドイツ語、イタリア語など、ほとんどの主要な言語が学習可能になっており、日本語を勉強している外国人の方々にもお使いいただけるサイトになっています。
2008年10月にはサードパーティーのデベロッパーにAPIを公開し、よりオープンなサイトになるとともに、われわれがSocial Learning Platformと呼ぶWeb上での学習プラットホームを目指したサービス展開を開始しています。

(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)
なぜRuby on Rails!を選んだのか?
iKnow!チームでは、Flashで実装された学習アプリケーションを除いては、Ruby on Railsを採用しています。
Railsを選択するまでに、Java、PHP、.Netなど、多くの言語およびプラットホームが検討されたのですが、なぜ最終的に Rails に決定されたのでしょうか?次ページからは、いよいよオープン化への決断、また開発環境を決めるまでについてお話ししましょう。
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