ESXiのインストール!

2008年9月10日(水)
ヴイエムウェア株式会社

VMware ESXiのインストール

VMware ESXiのISOイメージを書き込んだDVDメディアを使ってインストールを行います。

仮想化専用OSとも言えるVMware ESXiをインストールするというと、何となく難しそうに感じるかもしれませんが、インストール作業は非常に簡単です。

まず、サーバーをDVDから起動できる設定にします。最近のサーバーでは標準でその設定になっていることが多いでしょう。なっていない場合は、BIOSの設定を変更します。

次に、サーバーの電源を投入して、VMware ESXi DVDから起動をすると、VMware ESXiのインストールを促す画面が表示されますので、Enterキーを押してください。

エンドユーザー使用許諾契約書が表示されるので、内容を確認し問題がなければ、F11を押して承諾します。

次に、VMware ESXiをインストールするディスクを選択する画面が表示されます。ディスクを選択し、Enterキーを押してください。

インストールディスクの確認画面が表示された後は、VMware ESXiのモジュールが自動的にハードディスクにインストールされます。

インストールにかかる所要時間は、ハードウエアのスペックなどに依存しますが、最近販売されているハードウエアであれば、数分でインストールは完了します。

インストールが終了すると、再起動を促されますので再起動します。再起動すると、ハードディスクにインストールされたVMware ESXiが起動します。これでインストールは完了です。

インストール時に表示される画面はすべて英語で表示されますが、この時には複雑な設定を求められることもありませんので、英語が苦手な方でもそれほど迷わずに設定できるでしょう。

VMware ESXiインストール直後の初期設定

VMware ESXiの起動に成功すると、サーバーのBIOSのような画面が表示されます。「第1回 ESXiって何だ?」でも説明したように、VMware ESXiでは、ローカルコンソールに仮想マシンの設定などを管理する機能はありません。その代わりに、リモートから管理を行う仕組みが用意されています。そのために、初期設定としてリモートからの制御を受け付けるために必要な情報を登録します。

初期設定として必要な情報は、管理者権限(root)のパスワードと管理用のネットワーク設定です。インストール直後の起動画面でF2キーを押すと、初期設定を行う画面が表示されるので、画面に従い、設定を行います。

rootのパスワードは、後にインストールするVI Clientを介してVMware ESXiにアクセスする際に必要となるものです。

ネットワーク設定の項目である、IPアドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイ、DNSサーバーのIPアドレス、ホスト名(FQDN)は、VI ClientからVMware ESXiにアクセスする際に必要となります。

次は、VI Clientのインストールについて説明します。

著者
ヴイエムウェア株式会社

ヴイエムウェアは、デスクトップからデータセンターにわたる仮想化ソリューションにおけるグローバルリーダーです。ヴイエムウェアソリューションは、設備投資や運営経費の削減、ビジネス継続性の確保、およびセキュリティーの強化を、環境に配慮した運営と共に実現します。http://www.vmware.com/jp/

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