結果発表!栄冠はどのOSに?
第3位はWindows Server!!
第3位に輝いたのが「Windows Server」だ。理由は「知ってる人が多いので誰でも簡単に扱える上、説明がしやすく教育にかかるコストも少なくて済む」に代表されるように、GUIによる操作性を評価する声があげられた。
そのほかには「導入数の多さ」「高機能」「動作するサーバアプリの豊富さ」が支持する理由となっている。
また「クライアントOSはWindowsOSが多いため、連携を考慮するとWindowsServerになってしまう。クライアントOSでLinuxがもっと普及すれば、本当はRHELを挙げたい」という声もあった。
Windows ServerはほかのOSを支持した人の中にも、操作性ではWindows Serverに軍配が上がるという意見があげられるなど、慣れ親しんだGUI環境が評価されていることがわかった。
「Windows Server 2008で何が変わる(http://www.thinkit.co.jp/article/79/1/)」では、発売間もないWindows Server 2008の特徴や仮想化技術について詳しく解説しているので、ぜひ読んでみてほしい。
第2位はSolaris!
第2位となったのが「Solaris」だ。「負荷がかかっても安定して動作する点。ネットワーク性能が良い点」「最も安定していて、最もセキュアなOSであるから」「一番安定しているOSだと思われるから」「安定性、ミッションクリティカルなシステムに比較的よく採用されている」という声が多く寄せられ、「安定性、信頼性」が評価された形だ。
同時に「DTraceによる解析機能がすばらしい」「困ったときのDTrace!これに尽きる」「DTraceに代表される充実した開発環境支援・管理機能」というように、システムやアプリケーションの障害解析を可能にするDTrace(動的トレース)を理由にあげる人も多く、日々の運用管理において重宝されていることがわかる。
また「SolarisコンテナとZFSの使いやすさ」「ZFSファイルシステムの便利さ(操作のやさしさ、Snapshotなど)、Solarisコンテナの便利さ(仮想マシン作成の簡単さ)」など先進的な機能が評価される一方「実績、歴史、サーバOSとして一日の長がある」「シェアもさることながら、実際にマルチプラットフォーム環境を多く構築してきた自分にとっては、Solarisこそ最強と言わざるを得ない」というように、実績を評価する声も多かった。
「みんなで使おう!最新OpenSolaris(http://www.thinkit.co.jp/article/82/1/)」では2008年5月にリリースされたOpenSolaris 2008.05の特徴やインストール手順、パッケージ管理や運用管理について動画を交えてわかりやすく解説している。Live CD環境で試すこともできるので、興味がわいた方はぜひ記事を参照しながら、その使い勝手を体験してみては。
さて、いよいよ第1位の発表だ!激戦を制したのはやっぱりあのッ...!!!